家作りの知識
2018.12.07
Skogスタッフ
肌に触れるからこそ知るべき!木の種類と特性
住宅を検討する際、無垢の床材や建具を使いたい...
そんな考えをお持ちの方もいるのではないでしょうか。
しかし無垢材を使うためにはその特性をよく知らなくてはなりません。
特性を知らずに使うと、後々公開してしまう事も少なくありません。
そんなあなたのために、「無垢材の種類とその特性」をご説明します!!
そもそも無垢材って??
国土の70%が森林瀬ある日本では、無垢材を取り入れる住宅が数多くあります。無垢の木は肌当りがやさしく、断熱性に富むことから、触れると程よい温かみがあります。
また、空気中の水分を吸放湿する性質から、湿度の高い梅雨時や乾燥しがちな冬場でも快適な室内環境が期待出来たりも♪
反面、経年で乾燥や反り、板と板の間に隙間が生じたりすることもあります。
樹種によって柔らかさや耐水性、強度などの性能、経年の色変化などは異なるのでその性質を知ることが重要なのです。
それでは主に住宅に使われる材料にはどんなものがあるのでしょうか?
ナラ(オーク)
構造材から床・壁・天井・家具まで使われる広葉樹。やや白っぽく、きめはざっくりしている。固く強度があるので傷をつけたくない場合の床材としても人気の樹種です。
カバ
明るい杢目と適度な硬さが幅広い用途にマッチする樹種。あえて樹の赤身や節部分を生かしたナチュラルな演出も人気です。
栗
耐水性と硬さのある広葉樹。構造材から、家の土台・家具などに昔から使われてきました。最近はフローリング材としても流通量が増え、床に傷をつけたくない方にオススメ。
杉
最も流通している針葉樹。
柱・梁の構造材から最近は床・壁・天井の仕上げ材・家具などにも使われています。やわらかく加工性に優れ、感触がいいのも特徴です。経年変化は早く、飴色に変化するので一緒に年をとっていける美しさも楽しめます。
この他にも無垢材にはたくさんの種類があります。
どんな種類でもまずは知ることでずっと愛着を持って暮らしていけることでしょう。(*^_^*)
Skogスタッフ