2025.12.01
窓が「多い家」と「少ない家」どっちがいい?
こんにちは!スタッフの北川です。
あっという間に、12月になり、今年も残すところあと1ヵ月ですね。
北海道では、例年よりも早く雪が降りました!
札幌もあっという間に雪景色に( ゚Д゚)
と思ったら、温かい日が続きすっかり雪が解けました。
うちの息子は雪が積もって大喜びしましたが、
一瞬で雪が無くなり寂しそう( ;∀;)
大人はもう少し積もるのは先がいいな~と思っている今日この頃です。
皆さん。急に寒くなってきたので、体調管理に気をつけましょうね!!
では、本題に移りましょうね♪
家づくりをする上で、窓が多い方がいいのか、それとも少ない方がいいのか迷われている方が多いと思います。
窓の取り方や数によって、快適さや断熱性能、防犯について大きく変わります。
そこで、今回は窓が多い家と少ない家のメリットデメリットをそれぞれご紹介します。
迷われている方はぜひ、参考にしてみてください(^O^)/
窓の役割とは
①採光・・・室内に明るさを確保する。
②通風・・・空気の流れを作り、湿気や熱気を排出する。
③眺望・・・景色を取り込み、開放感のある空間を作れる。
④デザイン性・・・外観・内観のアクセントになります。
⑤非常時の避難経路・・・火災などの災害時に、窓が避難口になります。
【窓の多い家のメリット】
☆明るく開放的な空間になる
窓の数が多いので、多くの自然光がたっぷり入り、家全体を明るくしてくれます。
窓から差し込む自然光は、照明とは異なる柔らかく温かみのある光です。
住む人の心を癒し、健康的で明るい快適な生活空間にしてくれます。
また、空間の視覚的な広がりを生み出してくれるので家が広く見える効果もあります。
☆通気性が良くなる
窓が多いことで、心地よい風が室内を通り抜け、換気もしやすく、通気性が良くなります。
室内の空気が新鮮に保たれるので快適な室内環境を保つことが出来ます。
☆景色など眺望を楽しめる。
窓から外の景色や、庭の風景など楽しむことが出来ます。
特に窓を大きくすることで開放的な空間にもなります。
【窓の多い家のデメリット】
☆プライバシーと防犯

外部からの視線が気になりやすく、プライバシーや防犯面で注意が必要です。
1階に多くの窓がある場合は、シャッターや防犯ガラスを検討することをお勧めします。
☆家具の配置に困ることも

窓の大きさや位置によっては家具の配置や収納スペースが
限られた場所にしか置けない状態になってしまう場合があります。
☆断熱性能、耐震性の低下
窓は家の中で一番熱が逃げやすい(または入りやすい)部分となるため、
窓が多ければ、多いほど断熱性能が落ちます。
さらに、窓の設置スペースが増えると、家の強度を保つ
耐震壁を設置するスペースが減り、耐震性に影響する可能性がある。
【窓の少ない家のメリット】
☆プライバシーと防犯性が向上する
一戸建ての住宅での侵入窃盗は「窓」からの侵入が半数以上を占めているそうです。
ガラス破りや施錠忘れなどのリスクが低下するため、防犯性の向上が期待できます。
また外から家の中が覗き込まれる心配が少なくなり、プライバシー確保ができ安心して過ごせます。
☆断熱性や気密性が向上する。
窓が少ない家の最大のメリットは断熱性能が良くなることです。
熱の流出入を抑えることが出来、冷暖房の効率が良くなるためエネルギー消費を削減することができます。
☆建築のコストダウン
窓が少ない家は、窓の材料費や設置費用やそれに伴うカーテン代などが
削減出来るためコストを下げられるのが魅力です。
【窓の少ない家のデメリット】
☆日当たり、風通しの悪化
自然の光や風の出入りが少なくなり、室内が暗くなることがあります。
風通しが悪くなると、湿気がこもったりカビが生えたりする可能性もあるため、
窓が少ない家を建てるのであれば風通しに配慮した設計にする必要があります。
☆閉塞感や圧迫感がある
窓が少ない家は壁面が多くなるため、閉塞感や圧迫感が出やすくなります。
壁をなくす一続きの空間や、吹き抜けやスキップフロアを活用して
縦方向の空間を意識した間取りがおすすめです。
☆景観を楽しめない。
窓が少ない家は、外からの目線が気になりにくい一方で、室内からの景観を楽しむことはできません。
そのため、窓の少ない家は、比較的景観が楽しめる立地よりも
隣家との距離が近い住宅密集地の方が適しているといえます。
窓の大きさや少なさには、それぞれメリットとデメリットがあります。
どちらが良いかは、ライフスタイルや何を優先するかによって変わってきます。
適材適所に目的に応じた窓を設置し、家族にとって居心地のよい家づくりをしましょう。





