地震・災害対策
家のメンテナンス
2019.02.22
Skogのいえ事業本部責任者濱谷昭子
土地探し・家を建てる前に出来る災害対策!
震度6弱~7の地震が増えた昨今、住宅の災害対策は必須条件となってきました。
とは言っても、災害対策って何をすればいいのだろう...と疑問に思ってしまいますよね(^^)
そこで今回は、土地探し・家を建てる前にできる災害対策の3つのポイントをご紹介いたします!!
1.敷地の災害リスクを調べる!
敷地の場所によっては水場より低く洪水の恐れがあったり、山に近ければ土砂災害に巻き込まれる恐れがあります。
国土交通省では、全国のハザードマップが公開されているので、まずは住みたい街や地域を調べてみて、災害リスクが少ない場所をいくつか探してみるといいかもしれませんね。
地域によっては、ハザードマップを冊子で配布していますので、役所などで入手して、お手元に保管しておくのもおススメです。
国土交通省ハザードマップポータルサイト
https://disaportal.gsi.go.jp/
2.活断層の場所を把握する!
地震大国と言われている日本。地震を引き起こすと言われている活断層が全国各地に散らばっています。
活断層に近いほど地震の被害にあいやすいため、できることなら避けた位置の土地を選びたいですね。
活断層の位置を調べるには、『国土交通省国土地理院』と『全国活断層ハザードマップ』がおススメです。
国土交通省国土地理院
http://www.gsi.go.jp/bousaichiri/active_fault.html
全国活断層ハザードマップ
http://used.best-pc.jp/
3.家を建てる前に地盤調査を必ず行う!
1、2では自然災害についてですが、3の地盤調査は、敷地が良好地盤か軟弱地盤なのか、敷地の下に水があるか等を実際にチェックする重要な調査のことです。
通常は、設計前に調査を行い、地盤の状況を把握してから基本設計に進みますが、
最近では、病院のセカンドオピニオンのように、第三者機関で地盤調査を行う方法も増えています。
軟弱地盤だった場合でも、地盤改良などで安全性を確保する方法もありますので、設計時には建築士と詳しく打合せすると良いでしょう。
土地探しの段階では『ジオダス』で、全国の過去の地盤調査結果を見ることができるので、敷地周辺の地盤調査結果を参考にしてみるといいかもしれません。
ジオダス(ジオテック㈱さん)
http://www.jiban.co.jp/geodas/index.htm
過去の調査結果のため、地域によっては資料が少ない場合もございます。
以上3つのポイントをご紹介しましたが、敷地の利便性や価格など条件によって上記を満たせない場合も多々あると思います。
何を優先的に考えて土地を探すのか、今後の土地探しの目安にしてみてください♪
Skogのいえ事業本部責任者濱谷昭子