家作りの知識
2019.05.21
Skogスタッフ
初めての施主検査!何を確認すればいい?
ようやく念願のおうち完成間近!!
これから始まる素敵な暮らしに胸がワクワクしてきますね♪
けど、ちょっと待った!!
皆さん、"竣工検査"はもう終わりましたか?
実はこの検査で完成したおうちをチェックしておかないと、後から後悔してしまうかも・・・!?
大切なおうちですから、後悔しないためにも、引き渡し前にきちんと確かめることが必要です!
今回は、いざ検査をするときのチェックポイントや、完成から引き渡しまでの流れをご紹介していきます♪
これを読んで素敵な生活を始めましょう!!
【施主の工事検査】
家の工事が完成し、施工者から施主へ建物が引き渡されるときに、その建物が図面や打ち合わせの通りになっているかどうかを確認します。
この検査のことを、竣工(しゅんこう)検査といいます。
検査では、①施主、②施工者、③設計者などの立会いのもとで行われます。
設計者がいないときは、工事の管理者又は責任者に依頼することもあります。
もし、検査の段階で手直しが必要となった時は、言った言わないのトラブルを避けるためにも、必ず書面で確認し、引き渡しまでに手直し工事を行います。
この手直し工事は、駄目工事といいます。
駄目工事が終了して最終検査が済んだら、あとはいよいよ鍵と一緒に引き渡し書類一式を受け取ります!
【検査に必要なものリスト】
・最終図面:不具合の位置などを書き込む。バインダーがあると便利♪
・カメラ:キズや凹みなどは写真で残しておく(補修前・補修後が確認できるよう写真を撮る等)
・付箋やマスキングテープ:壁の汚れなど気になる所に貼ると◎
付箋よりマスキングテープの方がはがれずらいのでオススメ
・メジャーなどサイズが図れる道具
・ライト:床下や天井点検口を確認する際にあると便利!
★眼鏡:視力に自信のない人は必須
【ここがPoint!】
検査は十分に時間をかけましょう!
時間帯は、昼間の明るい時間に設定し、最低でも1~2時間かかると考えておきましょう。
以上が、完成から検査までの流れになります。
【検査で押さえておきたいチェックポイント】
最後に、竣工検査でチェックしておきたいポイントを7つにまとめました!
以下の点を少なくともチェックするようにしましょう。
①図面通りに建てられているか
②壁・床・天井材
【見ておきたいポイント】
- クロスのはがれやタイルの目地
- 仕上げの汚れ、ムラはないか
- フローリング・タイルは欠けていないか。軋まないか。
- 巾木はついているか
③ドア・窓
建具の開閉具合、ドアノブが壁や家具にぶつからないか
④設備機器
インターホンや付属機器のリモコンは正常に作動するか
⑤照明設備
スイッチ・コンセントの位置や高さ、スイッチは正常に作動するか
⑥水廻り
水が正常に流れるか、水漏れしないか
⑦その他
キズ・凹みはないか。手すりは固定されているか、後片付けや家の内外は掃除されているか。
設備機器や照明設備の不具合などは、実際に住んでみないとわからないこともあります。
しかし、キズや汚れは施主検査で指摘をしないと、引き渡し前のものなのか、引っ越しの際についたのか分からなくなってしまい、補修対応をしてもらえないこともあります。
不安に思ったことや気になることは、遠慮せずにすぐに確認をしましょう。
そんなことあるはずない!と思っても、意外とそこに落とし穴が潜んでいることもあります。
補修後も、きちんと補修箇所は直っているのか確認も忘れずに♪
完成して嬉しい気持ちでいっぱいですが、最後まで気を抜かずにおうち作りを終えましょう!
Skogスタッフ