家作りの知識
2022.06.16
Skogのいえ事業本部北川聡美
お家が完成するまでの工程を知ろう!! パート1 着工~基礎工事編
家づくりを検討していても、
具体的な家づくりの工程を把握していない人は多いのではないでしょうか。
新築住宅を建てる場合、着工から完成までかかる期間は約4~6ヶ月です。
その間に行われる工事の流れや、それぞれの工程でどの程度の期間がかかるのかを、
施主さん側でも把握しておくことは大切です。
今回は、新築住宅の着工から完成までの工事の流れについて解説します!
あくまでも工程は事例となりますので、お家によって順番は前後する場合もあります。
ぜひ参考にしてみてください(^O^)/
着工~基礎工事 編
◆地盤調査
建物を建てる前に地盤の強度を確認するための「地盤調査」を行います。
古家があった場合は、解体します。
専門会社が調査を、地盤が弱いという調査結果となった場合は、地盤改良工事をします。
◆地鎮祭
土地の神を鎮め、工事の安全を祈願するもので、着工前の吉日を選んで行います。
これから工事をはじめるけじめとして行われます。
◆遣り方(やりかた)
建築の基礎工事にかかる前に、柱・壁の位置や基礎の幅・高さなどを標示する目印を建てます。
杭(くい)を打ち貫(ぬき)を打ち付けて印をつけていきます。
◆根掘り
建物の基礎を地盤下につくるために、地盤を掘り起こす作業です。
掘った後は、砕石と呼ばれる石を敷き詰め、ランマーという機械で地盤を締め固めます。
地盤をしっかり締め固めることで、建物がすぐ沈んでしまうことを防止します!
◆配筋工事
基礎コンクリート内部の骨組みになる鉄筋を組むことを「配筋」といいます。
配筋検査など慎重な検査が行われます。
建物を支える重要な部分になります!!
◆型枠設置
次に「型枠工事」に移ります。
いよいよ住まいの基礎となる生コンクリートを流し込む作業に入ります。
◆コンクリート打設(べた基礎)
木造住宅では、床下の底盤・立ち上がり部分の2回に分けて、生コンクリートを打ちます。
コンクリートミキサー車から生コンクリートを流し込んでいきます。
十分に養生してから型枠を外して、【基礎工事完了】です。
いかがでしたか?
家を建てる上でとっても大切な基礎工事の工程の流れでした。
家を建ててから「こんなはずではなかった...」と後悔しないためにも、全体的な流れを理解することが大切です!
次回は、「木工事編」です。
いよいよ家の形が出来上がってくる工程ですね~♬
次回をお楽しみに(^O^)/
Skogのいえ事業本部北川聡美