家作りの知識
2022.08.29
Skogのいえ事業本部北川聡美
お家が完成するまでの工程を知ろう!! パート3 造作工事~内装仕上げ工事~完成まで
おうちが出来るまでの工程をお伝えしてきましたが、今回は最終回です!
「造作工事」→「内装仕上げ工事」→「完成」までをご紹介します。
「造作工事」とは
床、建具、階段などを取り付けて仕上げていきます。
キッチンなどの大型のものを搬入し、取り付けていきます。
いわゆる内装の下地を作る工事です。
「内装工事」とは、建物内の設備・装飾の施工を行うことです。
壁、天井の塗装や壁紙貼り、床のフローリング貼りなどの工事になります。
ここで住宅の印象や雰囲気が決まってきます!
さらに空調、上下水道、キッチン、浴槽、電気等の設備工事を行い、生活に必要な環境を整えていきます。
簡単に言うとおうちづくりの最終仕上げといった所です。
実際に建てる事を想像しながらご覧ください(^O^)/
◆木製建具・階段・キッチンのなどの設備の取り付け
まだまだ、大工さんが活躍中!!
床、建具、階段などの「造作工事」を仕上げていきます。棚なども作成していきます。
その後 ユニットバス、キッチンなどを搬入し取り付けていきます。
ここまで来ると大工さんの仕事が終わります!
大工さん長い間お疲れ様でした。
◆外壁工事
ここからは、外壁屋さんが登場します!
外壁は、「湿気を逃すが雨は入れない」万能シートを貼り「サインディング」を施工します。
サイディングとは外装材の一つで、
耐水性が高い、悪天候に強い、多様な種類やデザインがそろっているなど
近年の新築建造物の大部分に使用されているといわれています。
◆クロス貼り・塗り壁工事
今回は、「AZwall」という自然素材の塗壁材を使って工事をしていますが、
室内にビニールクロスを施工する場合もあります。
その際、塗り壁工事の場合は、左官屋さんが担当。
ビニールクロスの施工は、クロス屋さんが担当。
◆照明器具・電気設備取付
電気屋さんが照明器機・火災警報器・リモコン・エアコンなどを取り付けしていきます。
建物全体の電気をまとめる配電盤も、この時に設置されます。
◆施主検査・完了検査
施主さんが立ち会い、仕上がりをチェックする「施主検査」をします。
その後建築申請をした際の図面をもとに、工事責任者が建物全体をチェックします。
改めて検査機関の「完了検査」を行い、合格したら新築住宅工事の完成です。
◆完成・お引き渡し
完成しました!!
感動のお引き渡しです。
以上が家ができる一連の流れになります。
いかがでしたでしょうか?
一軒の家が建つまでには、たくさんの段階があります。
そして段階ごとに、
「解体屋さん」「土木屋さん」「鉄筋屋さん」「大工さん」
「材木屋さん」「ガラス屋さん」 「サッシ屋さん」「左官屋さん」「水道屋さん」など、
他にもたくさんの職人さんがかかわっています。
完成するまでに関わるどの人が欠けても一軒の家は出来上がらないのです。
一生に一度の大きな買い物である家ですから、そう考えると納得ですよね (*^-^*)
Skogのいえ事業本部北川聡美