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おうちづくり

2023.01.10

Skogのいえ事業本部北川聡美

北川聡美

窓選びを失敗しない為のポイントをご紹介!!

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新築のお家では、
大きな窓から明るい陽射しが差し込むリビングに憧れますよね~\(^o^)/

しかし、明るい家づくりをしたいからと言って窓を大きければ、また多ければ良いとは限りません!!

しっかり検討したうえで、窓を設置しないと思わぬ失敗につながってしまうこともあるので、注意が必要です!



《窓の大切な役割》

●採光(外から光を取る)

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毎朝目が覚めたらすぐにカーテンを開けて、窓から光を取り入れるという方も多いでしょう。

窓には生活に欠かせない、太陽の光を取り入れる役割があります。

外は晴れているのに、光が入らず暗い部屋で過ごしているとなんとなく気分も上がりません!

特にリビングなどは、家族が集まる家の中心になる場合、やさしい光に包まれる部屋が理想的ですね。

建築基準法では、「住宅の居室には床面積の1/7以上の大きさの窓をつけなければいけない」と定められています。




●換気・通風

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採光と同じくらい大切なのが、「換気」「通風」という役割です。
窓は風の出入り口でもあります。

最近は24時間換気設備を設置することが義務付けられています。
窓を開けて外の新鮮な空気を部屋の中に取り入れることで、より快適に過ごすことができます!

また、室内に湿気がこもってしまうと、結露や壁紙の汚れなどが発生してしまうことも。
そうならないためにも、定期的に換気を行い湿気を外に逃がすことが重要です。

ただ単に窓を設置すれば良いというわけではありません。
窓の種類や設置する位置によっては、換気がうまく行えないものもある為注意が必要です!!



●眺望
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窓のない閉鎖的な空間は息苦しく感じてしまいますよね。

窓は外とのつながりをつくり、景色が見えることで開放感を高める役割があります。
部屋から外の景色を眺めていると心がリラックスしますよね。

そのため、設置した窓からどんな景色が見えるかは、ぜひチェックしておきたいポイントです。

せっかく窓を設置しても小さすぎて景色を楽しむことができなかったり、
隣の家の壁しか見えなかったりしては、意味はありません。

窓からの眺望を楽しむためには、窓の大きさや位置、形などにこだわって選ぶ必要があります。






窓の大切な役割についてはご理解いただけたと思います。
次は、具体的な例を使って失敗しない為のポイントをご紹介します!!


ぜひ、理想の窓選びの参考にしてみてください(^O^)/



《新築の窓でありがちな失敗例&失敗しないためのポイント》



●道沿いに大きな窓を付けて人目が気になり......

窓の設置場所によっては、道路の通行人や車の運転席、隣家の窓から見えやすいなど
外から室内が見えてしまうケースもあります。

せっかく窓を設置しても、外からの目線を気にして日中カーテンを閉めて過ごすなら本末転倒です。


失敗しないポイント☝

外からの目線の高さなどを想定し、窓の大きさや設置位置などを検討しましょう。




●窓をたくさん設置しすぎて......

室内を明るくしたいがために、窓の数を考えずたくさんつけてしまい、家具の置き場がない...
基本として窓の近くには家具は置けないと認識ください。

窓は多ければ多いほど良いとは限りません!!

失敗しないポイント☝
部屋の方角や室内のレイアウトも考えつつ、採光、通風が良くなる
窓の大きさや数、窓と家具の配置など設計時から検討するようにしましょう!!





●採光性が高く眩しすぎる......

明るいリビングを目指し、採光性の高い窓を設置したものの
思った以上に眩しい!暑かった!という失敗も。

せっかく太陽の恩恵を受けられても日常生活に支障をきたしてしまっては
大きく後悔することになるでしょう。
日当たり具合は、時間や季節、土地の向きで大きく変わってきます。


失敗しないポイント☝
物件の向きをハッキリさせ、次に窓からの光の入り方を担当者に聞いておきましょう。




●外観が残念なことに......

家の内装に拘り過ぎると外から見た時の窓の位置に違和感を抱くことがあります。
例えば、1階と2階の窓の位置がズレていて、アンバランスに見えてしまうといった感じです。

失敗しないポイント☝
各階の窓の幅と、縦と横それぞれのラインを合わせるようにしましょう。
ただし、ズラすことで日当たりが悪くなったり、隣の家からみえてしまうことがありますので
設計者や担当者と相談してうまく調整していきましょう‼




●デザインに拘りすぎて......

インテリアを意識して、デザインに拘る人もいるのではないでしょうか。
しかし、デザインに拘りすぎるのもNGです。
なぜなら、デザイン次第で掃除がしにくくなったりメンテナンスが大変になったりする事もあります。
一般的な形状でないものはカーテンも完全オーダーにしなくてはいけません。


失敗しないポイント☝

少し変わった形状の窓を選ぶ際は、
必ずメンテナンスの事を頭に入れた上で選ぶようにしましょう‼




チェックポイントのおさらい☝》

・光はたっぷり入ってくるか?
・風通しは良いか?
・断熱性能は高いか?
・防犯性は高いか?
・隣の家への配慮はあるか?
・窓まわりのデザインは部屋に合っているか?
・外観のデザインにあっているか?



いかがでしたでしょうか?


「窓」家の中と外をつなぐとても大事なパーツです。

しかし、「窓」は一度設置したら、簡単には変更できません。
「大事」かつ「変更不可」となれば、失敗してしまった時の後悔は大きいですよね...

しかし失敗例も含めた実例をたくさん知り、それを活かすことができれば、
あなたの家の窓選びを間違える事なく快適な暮らしが始まります(^O^)/



理想の家づくりで窓選びの参考にして下さいね。



Skogのいえ事業本部北川聡美

北川聡美
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