地震・災害対策
2023.11.29
Skogのいえ事業本部北川聡美
防災対策は日ごろの備えから!今からできる防災対策
いつ起こるか分からない災害。
地震大国である日本は、現在までに数々の地震や台風などの自然災害を経験してきました。
日本の自然災害はなぜ多いのか?
日本で自然災害が多く発生する理由として日本の地理的な環境が関係してます。
日本列島は4つのプレートが衝突する場所に位置しています。
これにより、地震や火山活動が活発な地域となっているのです。
また、日本は国土面積が狭いために山の傾斜が急で険しくなっています。
山から流れ出す川の流れも速く川の氾濫などの水害が起こりやすいと言えます。
地震や自然災害が起こった時、冷静な判断で行動できるかどうかは
事前に対策をしているかで変わります。
一方でいざ準備しようと思うと何から始めればよいか
分からなくなる方もいるかもしれません。
そこで、今回のテーマは『防災対策』です。
家庭で今すぐできる防災対策について詳しく解説します(^O^)/
防災対策は、日ごろの備えが重要です!!
参考にして頂き早速「防災対策」をしてみましょう!!
その①:家具の固定、配置を工夫し安全性を確保する
地震が起こった時、真っ先に身に危険を及ぼすのは自宅の中にある家具類です。
強い地震が発生したら、家具や家電は転倒するものだと考え転倒防止対策をする必要があります。
家庭でできることとしてよく取り上げられている方法をお伝えします。
★固定する方法
L字金具・・・壁に取り付ける位置を探し、家具とネジで固定する。
突っ張り棒・・・家具と天井の隙間を突っ張り棒で固定し、家具が動かないようにする。
粘着シート・・・家具と床の間に粘着性のシートを貼り付け、床と接着させる。
キャスター下皿・・・キャスター付きの家具、キャスター下に丸形の下皿を設置し動かないように固定する。
ガラス飛散防止フィルム・・・窓にフィルムを貼り、ガラスが飛散しないように防止する。
★家具の置き場所のポイント
・寝室や子供部屋には家具をなるべく配置しない。
・置く家具は転倒しても下敷きになりにくい背の低い家具を選ぶ。
・家具は必ず固定し、出入り口付近に倒れやすいものを設置しない。
その②:非常食を備蓄し、保存状態を定期的にチェックする
物流が滞りライフラインも寸断されるほどの大きな災害に遭った場合は
店舗での購入や飲食店の利用が難しくなります。
被災した場合はしばらく自宅にあるもので過ごさなければなりません。
大規模災害に備えて、1週間分の食料や飲料水などを備蓄しておくと安心ですね。
例えば、食品なら缶詰やレトルトパックなど長持ちする食品の購入で防災対策になります。
定期的に購入して古いものを食べていく「ローリングストック」を行うと
賞味期限切れの心配がなくなるためおすすめです。
その③:避難の際に持ち出す物(防災バッグ)を用意する
被災した後に自宅で過ごせればよいのですが、自宅の危険度や被災状況によっては
安全な場所への非難が必要な場合もあります。
迅速に避難できるよう持ち出す物を事前に用意し、
防災バックにに入れておくことも家庭でできることとして重要です。
防災バッグに入れておきたいものの一例をご紹介します。
・常温で保存できる食料品や水(最低3日分)
・ヘルメット、スニーカー、軍手(安全な移動に必要なもの)
・ばんそうこう・包帯・消毒液などの救急用品
・マスク(感染症だけでなく、ほこりから身を守るうえでも有効)
・衣類、下着、毛布、タオル
・乾電池や乾電池式のポータブル充電器
・洗面用品、使い捨てカイロ、ウエットティッシュ、携帯トイレ
・常備薬や医療機器からの処方薬、お薬手帳
・預金通帳、印鑑、現金、健康保険証などの貴重品
・女性の場合は、生理用品や中身の見えない袋
・ミルク・紙おむつ・哺乳瓶(乳児がいる場合)
あくまでもこれは例であり、これ以外にも必要なものだと思うものを詰めておきましょう。
ただし、あまりにも量が多すぎると持ち運ぶだけで避難の妨げになる可能性があるので、
持ち出せる範囲に留めましょう。
その④:非常時に備えた情報収集
災害が発生した際は、短時間で判断し、安全を確保しなければなりません。
正しく判断するためには、日ごろから非常時に備えた情報収集を行っておくことが重要です。
・避難場所など安全を確保できる場所のチェック
・避難場所などへの移動経路、および危険な箇所のチェック
・防災行政無線など、危険が迫っている事を知らせる情報の入手方法
その⑤:自宅がある地域の危険度を知る
同じ災害に遭っても、被害の程度は地域により異なります。
災害の内容や自宅がある場所の危険度により、被災時に自宅にとどまるか
避難するかを適切に決める必要があるわけです。
自宅の危険度は、自治体が公表している「ハザードマップ」で確認できます。
洪水や土砂災害、地震などは代表的です。
海が近い場所では、津波や高潮の「ハザードマップ」も用意されています。
洪水の危険度や土砂災害警戒区域かどうかなど、
自宅のリスクを確認することも家庭でできることの一つに挙げられます。
その⑥:家族で防災会議をする
家族での防災会議は今すぐできる防災対策です。
災害が起こる時は別々の場所にいる可能性があります。
そうなったときに安否の確認方法や集合場所など
予め話し合っておきましょう。
災害時は携帯電話の回線が繋がりにくくなるため
被災した際に備えて家族の連絡方法を決めておくことが大切です。
代表的な方法をご紹介します。
・遠くの親戚に連絡役を担ってもらう。
・災害用伝言ダイヤル「171」を活用する。
・災害用伝言版を利用する。
その⑦:ペットに対する備えも忘れずに
ペットを飼っている方は、ペットに関する防災対策も必要です。
避難は飼い主と同行する「同行避難」が基本です。
他の避難者に不快な思いをさせないよう、日ごろからしつけをしっかり行っておきましょう。
ペットフードやペット用品の備蓄、キャリーバックの準備なども家庭でできる事の一つです。
また、ペットは飼い主とはぐれる可能性もあります。
その場合い備えて、首輪や迷子札、マイクロチップなどをつけておきましょう。
その⑧:更に備えておくと安心の地震対策
それは、「応急手当の方法」と「地震保険加入」です。
災害が起こると怪我をすることがあります。
そうなったとき医療機関にすぐにかかれないばかりか、救援が来るかもわかりません。
そのとき応急手当が出来るだけで生存率も変わります。
また、心肺蘇生法なども覚えておくと人命救助に役立てることができます。
地震保険の加入も地震対策としては重要です。
地震は起こって終わりではありません。その後の復興が何倍も大変です。
自宅や家財など大きな被害を受ければ損害額は大きな負担になります。
負担を減らし復興につなげる為にも地震保険の加入は検討すると良いです。
いかがでしたか?
地震などの災害時に自分と家族を守れるのは自分だけです!!
地震の揺れは人々を動揺させ、自分のことで手一杯になってしまいます。
そんな時に事前に対策をしておくだけで、冷静な判断や行動ができるようになります。
またその準備をしておくことで、避難生活での自分と家族を守る事にも繋がります。
事前の災害対策は大切なものを守るために何よりも大切な事です。
今からできるものをしっかりと把握して
いつ災害が起こっても大丈夫なように準備しておくことが大切です。
備えあれば憂いなし!!!
・筆記用具
・女性の場合は、生理用品や中身の見えない袋
Skogのいえ事業本部北川聡美