2024.12.23
Skogのいえ事業本部北川聡美
お家を建てる時方角は気にした方がいいの?方角別のメリット・デメリットをご紹介します!!
新築戸建ての購入を考えた時、お家の方角って気になりますよね?
中には、日当たりが良い南向きの家に住みたい!そう思っている方も多いと思いますが、
実はすべての人に対して南向きがベストとは限りません!
ライフスタイルや条件の優先順位によって適した家の方角は異なります。
今回はお家の方角について色々お伝えしていきます!!
どの方角にお家を建てようかお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね(^_-)-☆
◇土地の向きとは何を基準に決まるのか?
「土地の向き」とは、その土地が接している前面道路がある方角の事を指します。
例えば、土地が接している前面道路が南側にあれば「南向き」の土地となります。
家の日当たりを左右するのは方角や日射角度だけではなく、時間帯や周囲の建物によっても大きく関係してきます。
どんな時間帯に家にいることが多いのかなど、ライフスタイルを見直し、
それに合わせて必要な時間に家に日差しが差し込むように家の方角を決めるのがベストです。
◇鬼門(きもん)・裏鬼門(うらきもん)とは?
「鬼門にトイレがあるとダメ」などと聞いたことがある方も多いと思います。
ここでは、鬼門・裏鬼門とはどういったものなのかをお伝えします。
鬼門・裏鬼門とは方角のことです。
具体的には鬼門は「北東」をさします。
鬼が出入りをする方角と言われており、災いがやってくる方角と考えられています。
裏鬼門は鬼門の反対の方角、「南西」をさします。
裏鬼門は、複数ある鬼の通り道の中でも最後に鬼が出ていく場所とされており、
不吉な方角と言われています。
古くから、鬼門・裏鬼門に三備を設けずと言われています。
三備とは、「玄関」「キッチン」「トイレ」などの水回りの事です。
玄関からは悪いものが入ってくるという考えから鬼門や裏鬼門は避けるべきといわれてきました。
また、キッチンやトイレなどの水回りは汚れを流す場所として陰のエネルギーが溜まりやすく
不吉な方角に設けると運気が下がるとされています。
家づくりに関する古くからの知恵が込められているのです。
づついては、方角別の特徴・メリット・デメリットをご紹介します(^_-)-☆
さて、あなたにあった方角はどこでしょうか?どうぞごらんください!!
◎南向きのお家とは?
南向きの家は朝・昼・夕と1日を通して日当たりが良く人気ナンバーワン!
【メリット】
★各方角の中で最も日照時間が長い
一番長い間太陽の光が差し込むのは南向きのお家です。
季節問わず昼間の日照時間が長いので、お部屋が明るくなり湿気がこもりにくくなります。
★冬はあたたかく、夏はすずしい傾向がある
夏の間、太陽は家の真上を通ります。
その為、お家の中に入ってくる日差しの量は意外と少なくなり夏場涼しくなりやすいです。
反対に冬は太陽の位置が低いので日差しが入りやすくなり、あたたかく過ごせます。
★売却時の資産価値が高い
注文住宅を建築しても、転職、転勤で引っ越しを余儀なくされる場合があります。
需要が多い南向きの土地があれば、家を売却する時に比較的高い価値で売却できます。
【デメリット】
★購入費用が高い
南向きは日当たりが良い事で、方角の中で人気があり相場も高くなりやすいです。
★壁紙や床・家具が傷みやすい
日差しが入ってくる時間が長い分、お家の中が紫外線にさらされやすいです。
紫外線をたくさん浴びることで壁紙や床・家具などが傷みやすくなる傾向があります。
【南向きの家が向いている人】
・在宅ワーカーや主婦など日中の在宅時間が長い人
・洗濯物の量や回数が多く、何度も干す必要がある人
・明るく、暖かい部屋に住みたい人
◎北向きのお家とは?
方角的に1番日当たりが悪く、一日通して直接の日差しが入りにくいのが特徴。
【メリット】
★購入費用が抑えられる
北向きのお家は日当たりが良くなく、一般的に人気がない傾向にあり
購入費用が抑えたい方にはおすすめです。
★家や家具が劣化しにくい
日が入りづらいので、室内が紫外線の影響を受けにくくなります。
その為、お気に入りの家具や絵画がある場合は、劣化のダメージを受けにくいです。
★夏は涼しい
朝から夕方まで太陽の光があまり入らず夏場でも日差しの熱を感じにくいため、
暑さが苦手な人は快適に過ごせます。
【デメリット】
★日が当たりにくい
太陽は東から登って南を通り西に沈みます。
北は、太陽の通り道ではないため、日が当たりにくくなってしまいます。
その為、洗濯物が乾きにくく、水周りなどは湿気がこもりやすいので、
カビの発生に注意しなくてはいけません。
★冬は寒い
日が当たりにくいため、特に冬は寒くなりがちです。
日の当たるお家に比べると、冬場は光熱費がかかるかもしれません。
【北向きの家が向いている人】
・日中あまり家にいない人
・購入費用を抑えたい人
・紫外線に当たりたくない人
◎西向きのお家とは?
朝はあまり日が入りませんが、午後にかけて西日が入る為より日が長く感じられるのが特徴。
【メリット】
★午後は日当たりがよい
西日が当たるので、午後は日当たりがよく日が沈むまで明るいです。
夕方お家にいる機会が多い人は、遅くまでお家の電気をつけなくてすみます。
★冬は暖かい
夕方遅くまで、西日が入るので、冬場が暖かい傾向にあります。
★美しい夕焼け空を眺められる
天気の良い日は日没前の美しい夕焼け空を自宅から眺めることができます。
【デメリット】
★西日が強い
季節によっては西日がまぶしかったり、夏場は夕方になっても室温が下がらず暑いです。
★朝は日差しが入らない
朝は日差しが入らないため、室内は暗い印象になってしまいます。
【西向きの家が向いている人】
・朝はゆっくり寝たい人
・夕方以降に家で過ごすことが多い人
・寒がりで暖かい部屋がいい人
◎東向きのお家とは?
朝日が入りやすいため、規則正しい生活をしたい人には最適!
【メリット】
★朝日が入る
窓から朝日が入るので、気持ちよくスッキリ目覚めることができます。
★夏場が過ごしやすい
午後からは日が当たらなくなるため、午後からの室温が低くなりやすいので、
特に夏場の午後は過ごしやすくなります。
★冬は早い時間からあたたかい
冬は朝からしっかりと日が差し込むため、部屋の温まり方が早いです。
【デメリット】
★朝早くから日がはいる
朝早く起きる人には良いですが、朝遅く起きる人には東向きのお家は向いていません。
寝ていようと思っても朝日がまぶしく感じてしまいます。
★午後は日の光が入らない
午後は日の光が当たらなくなるので、洗濯物や布団を干しても乾きにくいです。
対策としてはお洗濯は午前中の早いうちに済ませてしまうことをオススメします。
【東向きの家が向いている人】
・午前中はよく家にいて活動する人
・太陽の光で気持ちよく目覚めたい人
・夏の暑さが苦手な人
いかがでしたか?
日当たりの良さで人気の南向きに限らず、それぞれの方角ごとに違ったメリットを備えています。
デメリットも、方角の特徴にあわせて工夫や対策をすることによって改善できるケースもあります。
ご家族のライフスタイルにあった方角を選ぶことは、失敗しない土地選びにつながります。
Skogのいえ事業本部北川聡美