かわいい家のツクリカタ

2025.02.03

Skogのいえ事業本部北川聡美

北川聡美

建て替え、リフォームの違いは?メリット・デメリットも紹介します!

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住んでいる家の老朽化が目立ってきた、設備が古くなって使いにくい、
家族構成が変わったなどの理由で家を修繕したい場合

選択肢に挙がるのが「建て替え」「リフォーム」ではないでしょうか。


しかし費用もかかりますし、どちらがいいのか悩み、踏み切れないという方もいると思います。


そこで今回、「建て替え」「リフォーム」について
それぞれの特徴、メリット・デメリットについてご紹介します。


家の状況や住んでいる人の状況によってもどれを選ぶべきかが変わってきますよね。


ご検討中の方はぜひ、参考にしてみてくださいね('◇')ゞ






【建て替えとは?】

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既存の住宅を基礎部分まですべて取り壊し、基礎から新しい住宅を建てる方法です。

大幅に間取りを変えたい場合や、基礎部分が老朽化していて修復できない場合によく建て替えが選ばれます。

ただし、敷地の条件によっては、建て替えができない「再建築不可物件」とされた場合は
建て替えができないため注意が必要です。






【建て替えのメリット】

間取りを自由に決められる

建て替えのメリットは、間取りを自由に決められる点です。

建て替えでは、もともとの住宅を一旦すべて取り壊すので、
土地の広さなどの条件が許す限り、自由に間取りを設計することが出来ます。

生活動線が悪い、家族の形態が変わって不要な部屋ができて無駄があるといった
間取りや設備に関する不満は建て替えによってほぼすべて解消することが出来ます。

今までとはまったく違うスタイル、デザインの家にすることができます。




耐震化やバリアフリー化がしやすい

2つ目のメリットは、耐震化やバリアフリー化がしやすい点です。

建て替えで新しく建て直せば家全体の強度を最新の技術で高められるため
十分な耐震性を確保できます。

また、高齢者などが暮らしやすいように家の段差をなくしたり、
浴室やトイレをひろくしたり、設計段階でバリアフリー化ができるため、
より暮らしやすい家を実現できます。





住宅ローンで資金調達できる

3つ目のメリットは、建て替えには住宅ローンが活用できるため、資金調達が柔軟にできる点です。

持ち家の建て替えであれば、新築住宅の購入と異なりすでに土地があるため
融資額も建物の建築費用だけで問題ありません。







【建て替えのデメリット

愛着のある建物が残らない

住まいには誰でも少なからず思い出や愛着があるものです。

建て替えの場合はすべてを取り壊して更地にするため、一部を残すことができません。




リフォームと比較して費用が高額になる。

新たに住居を建てる費用だけでなく、解体と撤去の費用もかかります。

そのうえ、不動産取得税や登録免許税といった税金がかかることも考慮しなければなりません。




リフォームと比較して工事期間が長く仮住まいが必要になる。


一般的な建て替えの工期が3ヵ月~8ヵ月と長期になるため、仮住まいの用意が必要になります。

仮住まいとはいっても数か月は暮さなければなりませんから、「どこでもいい」というわけにはいきません。








【リフォームとは?】

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住宅の基礎部分を残した状態で部分的に施工し、新築同様の状態に修繕、改築、増設する方法です。

住宅の基礎がしっかりしている場合、わざわざ建え替えず、リフォームすることで
十分に住み心地を改善させられます。

なお、ひとくくりにリフォームといっても「部分リフォーム」「フルリフォーム」
「スケルトンリフォーム」の3種類に分けられます。

それぞれの違いは下記のとおりです。


部分リフォーム・・・トイレやキッチンなど住宅の一部だけを修繕するリフォーム

フルリフォーム・・・住宅全体を改修するリフォーム

スケルトンリフォーム・・・壁を含め、基礎と構造体以外すべてを解体する大がかりなリフォーム






【リフォームのメリット】

愛着のある部分を残せる

劣化したとはいえ、住んできた家に愛着や思い入れがある方もいるかと思います。

リフォームなら、愛着や思い入れのある部分は残し、必要な部分だけを新しくすることができます。




予算やニーズに応じて工事個所を決められる。

リフォームのメリットは、予算やニーズに応じて工事箇所を決めらる点です。

たとえば限られた予算でも、トイレやキッチンなどの生活に不可欠な設備を
優先的にリフォームすれば、低予算で住み心地を改善させられます。





居住しながら工事できることもある

移住しながら工事できる可能性がある点もメリットです。

建て替えの場合は、工事中は家に移住できないため、その間は仮住まいを用意しなければなりません。

一方住宅全体に手を加えないリフォームであれば、工事中も居住を続けられ、
日常生活への影響が最小限に抑えられます。

ただし、ほぼ全体に手を加えるフルリフォームや壁などを取り払う
スケルトンリフォームの場合は、建て替えと同様に仮住まいが必要になるため注意しましょう。






【リフォームのデメリット】


★工法によって間取りに制限がある

工法によって間取りに制限があることに注意しましょう。

たとえば、ツーバイフォー工法の住宅では、柱ではなく壁で家を支えているため、
リフォームでは壁を移動させるような間取り変更はできません。

またその他の工法でも柱や梁などの重要な部分は残すことが多く、
希望する間取りが実現できないことがあります。



★結果的に費用が割高になる可能性がある

建て替えに比べて、1回の工事費用自体は安く済む傾向にあります。

しかし、何度も繰り返すことで、結果的に費用が割高になる可能性があるので、注意しましょう。

特に建物の耐震性に問題がある、シロアリの被害を受けているなど
劣化や破損の著しい場所がある場合、多くの補修や補強の費用がかかってしまいます。




耐久年数が短い

建て替えほど耐久年数が長くないため、リフォーム後も比較的短いサイクルで
補修工事が必要になる場合があります。








いかがでしたか?


「建て替え」と「リフォーム」には、さまざまな違いがあります。


いずれにせよ大規模な工事となりますので、時間も費用もかかります。


それぞれのメリット、デメリットを理解した上で慎重に選ぶ必要があります。


参考にしていただき、快適なマイホーム生活を送りましょう(^_-)-☆



Skogのいえ事業本部北川聡美

北川聡美
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