2023.06.05
2階リビングはどうなの?メリット・デメリットをご紹介
こんにちは!スタッフの北川です。
道内各地で色鮮やかなお花の景色が見れる季節になってきました。
今時期ですと、「菜の花」「芝桜」「ツツジ」ですね。
先日まで、札幌では「ライラックまつり」が開催されていました!!
「ライラック」とは、札幌の木でもあり初夏の訪れを感じさせるお花です。
花ことばは「思い出」「友情」という意味があるそうです。
近くを通ると可愛らしい見た目と、甘い香りにとても癒されます(*^-^*)
植物はいいですよね~♬
小学校1年生あるあるだと思いますが、息子は学校で「あさがお」を植えたようです。
夏休みには、家に持って帰ってくると思うので、母は今から楽しみです( *´艸`)
居心地の良い家づくりを考える時に多くの人が重視するのが「リビング」だと思います。
最近では、2階にリビングのあるお家も増えています。
2階リビングとは、文字通りリビングが2階にある間取りの事です。
今回は2階リビングの「メリット」「デメリット」をご紹介します!!
2階リビングを検討されている方は、ぜひ参考にしてください(^O^)/
【2階リビングのメリット】
①日当たりが良い
戸建ての場合、日の光が差し込む時間が長いのは2階部分です。
2階にリビングルームを作る人の大半は、
この日当たりの良さが最大のメリットと考えています。
また、住み始めた後に近くに家が建っても
2階にあるリビングなら日光が確保できる可能性があります。
採光も取りやすいので、明るいリビングが実現できます。
②眺望を楽しめる
1階リビングと比べると、2階リビングは眺望を楽しみやすくなります。
特に、隣が公園のような開けたスペースだと窓から空や緑を楽しめる、
開放的な空間でリラックスして過ごすことが出来ます。
③家族のプライバシーを守りやすい
前面に道路がある場合は、1階リビングだと外部からの視線が気になる事もありますが、
2階リビングなら高さがあり外から見えづらくなるので、
視線を避けやすくプライバシーを確保できます。
狭小地に建つ家にとっては特に採用したい点ですね。
④天井高を有効活用できる
上部に部屋がない2階は、1階に比べると天井の高さを自由にでき天井高を有効活用できます。
天井が高いと、ロフトとの相性も良くなります。
2階のリビングと緩やかに繋げれば、出入りが多くなるので、活用する機会が増えるはずです。
ロフト収納をもっと有効活用したいと考えているのならなお、2階リビングはオススメです。
⑤居心地が良いため、家族の時間が増える
日当たりが良く、周りからの目が気にならない2階リビングには自然と人が集まります。
子どもが部屋にこもらず、親も仕事がはかどるので、
リビングに来る機会が多くなり、家族の時間が増える傾向があるそうです。
【2階リビングのデメリット】
①階段の上り下りが負担に
リビングが2階にあると、生活の場はほとんど2階になってしまいます。
買い物から帰宅した時に重たい物をその都度2階へ運ぶのは大変なことですよね。
自分自身が歳をとったり、介護を必要とする家族が出てきたりすると
階段の上り下りが大きな負担になります。
そのため、2階にリビングをつくる場合は、老後のことも含めた長期的な目で考える必要があります。
②夏場は灼熱になるケースもある
2階リビングは、夏は暑くなりやすいのが特徴です。
暖かい空気は上にたまること、1階よりも窓からの直射日光を受けやすい事が理由です。
断熱性や遮光性に配慮することが大切です。
エアコンなどの冷却用設備をどう配置するかあわせて検討する必要があります。
特に幼い子供や高齢者、暑さに弱いペットと一緒に暮らしている方は要注意です。
③家族の帰宅に気づきにくい
2階にリビングを設置すると、子供部屋や夫婦の寝室など1階に配置することになります。
帰宅して玄関から自分の部屋に直行してしますと、2階にいる家族は気づきにくくなります。
④玄関の様子がわかりにくく防犯面で不安を感じる
2階にリビングを設置すると、生活の中心が2階になることから1階の様子がわかりづらくなります。
ドアや窓のカギを閉め忘れていたり、不審者が侵入したりしても気づきにくいため
不安を感じることが多くなります。
防犯性の高い玄関ドアにしたり、外構に砂利を敷くなど防犯対策でカバーすると安心です。
⑤庭はほとんど使わなくなる
メインに使うのがバルコニーか庭かという点も、リビングの位置を考える時の判断基準になります。
バルコニーとの繋がりが抜群というメリットの反面、庭を使う機会はほどんどなくなります。
バーベキューや簡単なガーデニングをする場合だと、バルコニーでも庭でも良いかと思いますが、
本格的な家庭菜園などをする予定の場合、2階リビングは不向きかもしれません。
★まとめ
【2階リビングが向いている場合】
・1階リビングの日当たりが悪い場合
・狭小地に住んでおり、プライバシーが気になる場合
・バルコニーとリビングを繋げたい場合
・天井を高くして空間を広くしたい場合
・ロフトを有効活用したい場合
2階リビングは居心地のよくなるケースが多いので、家族での時間を増やしたいご家庭にもおすすめです。
【2階リビングが向かない場合】
・介護が必要な高齢者がいる場合
・広い土地に家を建てる場合
・暑さに弱いペットと住んでいるなど、日当たりが良すぎると困る場合
・本格的な家庭菜園をしたく、庭へのアクセスを楽にしたい場合
リビングを2階にすることでかえって負担が増えてしまうかもしれません。
いかがでしたか?
リビングは2階がいいのか、1階がいいのか、単純には言えません。
敷地や住み方、家族構成などを考慮して決めるのがいいでしょう。
生活しやすい動線計画を実現することが、最も重要となります!!
これらを踏まえ、皆様にとっての理想の住まいをぜひ実現してください(^O^)/
少しでも参考にして頂ければ幸いです☆彡