2025.01.23
冬に多い家でのトラブル②「結露」
こんにちは!スタッフの北川です。
2025年は十二支で言うと「巳(へび)年」です。
「巳(へび)年」はどんな意味があるか豆知識をここで一つ!
へびは古くからさまざまな意味を持つ生き物として捉えられてきました。
不気味さや苦手意識を感じ方もいるかもしれませんが、
一方では、金運や繁栄をもたらす縁起物として広く認識されています。
その他、へびには「新しく生まれてくる」「将来・未来がある」といった意味もあるそうです。
これは、へびが定期的に脱皮を繰り返すことが由来し、
生命力や再生、変化と進化の象徴とされているためです。
皆様は、2025年はどんな年にしたいですか?
冬に暖房をつけたら、窓に水滴が付着して一面濡れていたという経験はありませんか?
寒い日に発生する「結露」。
毎朝掃除に追われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この結露を放置しておくと大変なことになるかもしれません。
前回に引き続き冬のお家のトラブル、第二弾の今回は「結露」についてです。
結露が発生することで起こるデメリットと対策方法についてご紹介します。
お悩みの方はぜひ参考にしてくださいね(^O^)/
〇結露とは・・・
室内の空気中に含まれる水蒸気が、外気との温度差のある窓などで
冷やされることで、水滴に変わる現象の事です。
身の回りの分かりやすい現象でたとえると、冷えたグラスに水滴が発生する現象です。
〇結露が発生する原因とは・・・
結露が発生する原因には、「空気に含まれる水蒸気量」と「温度の変化」が大きく関係しています。
空気には水蒸気が含まれており、空気が含むことが出来る水蒸気量(飽和水蒸気量)は
温度が高いほど多く、温度が低いほど少なくなります。
その為、ヒーターなど暖房で温まった水蒸気の多い空気が、窓などで冷やされると
飽和水蒸気量が下がってしまい、空気に含み切れなかった水分が水滴になって結露が発生してしまいます。
〇結露が発生しやすい場所とは・・・
・外気の影響を受けて冷えやすい窓やサッシまわり
・通気性が悪く湿気が溜まりやすい押し入れや家具の裏
実は上記の他にも、キッチンや浴室、トイレなど結露は家のどこでも
発生する可能性があるのです。
〇結露対策をしないとどうなる・・・
★カビやダニが発生しやすくなる。
カビやダニは、温かい空気と水分、人間のフケやほこりに含まれる
たんぱく質やアミノ酸をエサに増殖します。
冬に結露が発生している部屋は、上記の条件がそろっており、
カビやダニが発生、繁殖しやすい環境となります。
カビやダニが発生することで、アトピー性皮膚炎やシックハウス症候群、
喘息などを発症してしまうことがあるので、注意しましょう。
★家の耐久性や性能に悪影響を及ぼす
結露は人体だけではなく、家の耐久性や性能にも悪影響を及ぼします。
壁や窓の結露を放置しておくと、黒カビが生えてきたり、家具や家電の
金属にサビがついたりすることがあります。
さらに、結露が発生し湿気が増えると、天井や壁、床などの建材が腐ってしまい、
シミや腐食などが起こりやすくなります。
室内からみえない、床下の土台や木材まで腐食してしまうと、家の耐久性にも影響が出たり、
シロアリ被害が発生することもあるので注意が必要です。
〇結露を防ぐ対処法は・・・
★こまめに換気する
結露対策でいちばん大切なのは室内の湿気を逃すことです。
でも、寒い冬はなるべく窓を開けたくないですよね。
その場合は、サーキュレーターで室内の空気を循環させるだけでも湿気が一箇所に
とどまりにくくなるため、結露予防になります。
★除湿器や除湿剤を使って湿気を取り除く
除湿器や除湿剤を使うことで、空気中の湿度を取り除くことでき、
結露が発生しにくくなります。
除湿器をお部屋の中央に設置するだけで、手間なく結露対策を行う事が出来ます。
また、押し入れや家具など、局所的に湿気がこもりやすい場所には
除湿剤を置いておくのが良いです。
★結露防止アイテムを活用する
各メーカーが販売している結露防アイテムを使用すると結露を簡単に予防できます。
●結露防止シート・吸水シート
結露防止シートや給水シートは窓に貼るだけで結露を防止したり
結露で生じた水分を吸い取ってくれる効果があります。
ただし、濡れたまま放っておくとカビの原因になるので定期的に取り替えましょう。
●結露防止スプレー
窓にふきかけるだけで結露を防いでくれます。
最大1ヵ月効果が持続するものもあり、手間も少なくて非常に便利です。
いかがでしたでしょうか?
結露は人体や建物に悪影響を及ぼす危険な存在になることもあります。
できるだけ発生させないよう、参考に対策をしてみてくださいね\(^o^)/