2025.07.22
スキップフロアのメリット・デメリットをご紹介します!
こんにちは!スタッフの北川です。
暑い日が続いていますね~(;^ω^)
北海道は「涼しいイメージ」をお持ちの方もいると思いますが、
30℃を超える日が結構あるんです。
札幌も、34℃まで気温があがりました!!
本州に比べると湿度が低く、朝晩は冷え込む時もあるので、
本州よりは少し涼しく感じるかもしれませんね。
夏の北海道は、ラベンダーやひまわり畑など広大な景色や、
メロンやトウモロコシなどの食べ物、アクティビティーなど色々楽しめます。
機会がありましたら、ぜひ北海道に遊びにきてくださいね(^_-)-☆
前回に引き続き「スキップフロア」についてご紹介していきます。
「スキップフロア」は限られた空間でも、開放的でおしゃれな雰囲気を演出できるので、
最近では人気が高まっています。
今回は、スキップフロアのメリット・デメリットをご紹介します。
ご検討中の方はぜひご覧ください。
スキップフロアのメリット
★空間を有効活用できる
スキップフロアの最大のメリットは、空間を有効活用できることです。
スキップフロアには、別のフロアとの間に
壁や扉などの仕切りがないため空間を広く使うことができます。
さらに、廊下をつくらない間取りの為床面積に余裕が生まれ、
子どもの学習スペースや趣味のスペース、書斎などを実現しやすくなります。
★家族を感じながら生活できる
スキップフロアは間仕切りを使わずに空間を区切るため
家族が互いの存在を感じながら過ごすことができます。
視線が遮られないため、子どもの様子を見守りながら
いつでも安心して家事や仕事ができます。
完全なプライベート空間とはならないものの、適度な開放感を得ながら
居心地よく過ごすことができます。
★おしゃれな雰囲気づくりができる
スキップフロアは、空間デザインのアクセントとして優れています。
床の高さを変えて空間を立体的に使うため過ごす場所や
見る角度によってさまざまな景観や雰囲気を楽しめるのも魅力の一つです。
スキップフロアは通常の間取りでは実現できない特別感のある
個性的で遊び心のある、おしゃれな空間を演出できます。
★段差を利用して収納スペースをつくれる。
スキップフロアで生まれた段差の下部は、収納スペースとして無駄なく活用できます。
また、床を高くするとその分床下収納の空間を広くとれます。
狭小住宅のようにスペースに余裕がない場合でも
豊富に収納スペースを設けることで、生まれるメリットもあります。
スキップフロアのデメリット
★バリアフリーに対応できない
スキップフロアは床面に段差をつくる方法のため
バリアフリーには向かないデザインです。
ご家族にご高齢の方や小さなお子様がいらっしゃる場合は、
転倒や転落事故に注意が必要です。
安全性と両立しながらスキップフロアを設ける場合は、
スロープや手すりを設けるといった工夫が必要になります。
★空調効率がよくない
スキップフロアの大きなメリットである空間が広く使えるという点は
空調がなかなか効きにくいというデメリットが伴います。
また、電気代など冷房費、燃料費が高くなる可能性もあります。
また、空間がつながっているため、食事などの匂いが家中に充満してしまう
ということも考えられます。
シーリングファンなどを活用し、部屋の空気を循環させる仕組みをあらかじめ
作っておくことがおすすめです。
★掃除の手間がかかる
スキップフロアではルンバなどの自動掃除機を使うことが難しく
掃除の手間がかかるようになります。
段差を昇降する必要があるため、平坦な床に比べて
掃除機を持って移動する際の負担が大きくなります。
こうした事態を防ぐためコンセントは建築時、各部屋に必ず設けることが大切です。
★コストがかかる
スキップフロアを取り入れた家は、通常の作りの家に比べて設計が複雑であることや
階段が増えることなどから建築コストがかかります。
スキップフロアのある家を建てたいと考える場合は、あらかじめコストについて
計算しておく必要があるでしょう。
いかがでしたか?
今回、スキップフロアのメリット・デメリットをご紹介しました。
スキップフロアを取り入れた家は、デザイン性が高く、空間の有効活用ができたり
家族とのコミュニケーションがとりやすかったりというメリットがたくさんあります。
近年人気を集めている平屋との相性も抜群です!
その一方、断熱性能や空調、バリアフリー面など将来の暮らし方の面など
しっかり検討しないと住みにくい家になってしまいます。
スキップフロアを取り入れたい場合は、慎重に検討をすることが大切です('◇')ゞ