土地
2019.08.26
Skogスタッフ
今すぐできる!もしもに備えた地震対策
地震大国といわれる日本。
令和に入ってからも何度か、震度5を記録する地震が発生しています。
いざというとき自分を守れるのは自分だけ。
そこで、今回は「もしも」に備えて今すぐ家庭で実践できることをまとめてみました。
家具の転倒防止対策をしよう
防災対策というと、緊急時に備えて食品・水の備蓄を十分に行ったり、避難場所の確認をしたりということが挙げられます。
加えて、家具の転倒防止対策をしておくことで、大切な家族や自分の命を危険から守ることができます。
実は、阪神・淡路大震災で震度7の地震が起きた時、"建物に特別な被害がないにもかかわらず、家具の転倒や散乱によって、逃げ遅れたり室内でケガを負った方も多数含まれていた(※1)"といわれています。
(※1 出典:消防庁ホームページ 地震による家具の転倒を防ぐには https://www.fdma.go.jp/publication/database/kagu/post1.html)
北海道でも、昨年は震災の被害に遭いました。
テレビが倒れたり、本棚から本が飛び出して床に散らばり・・・。
当時は怪我もなく無事だったとしても、次に何が起こるかは分かりません。
身近なものが命を危険に変えるのが地震の怖いところ。
では、家具はどのようにして私たちに危険を及ぼすのでしょうか?
上図は、地震の際に家具がどう動くかをまとめたものです。
揺れが起きると、家具は転倒・落下・移動のほかにも、左右にグラグラと揺れるロッキングという動きをします。
危険の種類も様々で、例えば棚から食器が落ちてきたり、本棚から本が飛び出したり。
家具だけではなく、揺れによって電化製品が倒れてくることもあります。
対策をしなければ、いつどこで怪我をしてもおかしくありません。
そのため、私たちが事前にできることは、
家具の動きを予測し、なるべく被害が及ばないような位置に配置したり、適宜防災グッズを使用すること。
では、どのように家具を配置すれば、危険は避けられるのでしょうか?
次回、実際に家具が原因で起きた事故を例に、家具の配置を考えていきます!
お楽しみに♪
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