土地
2020.04.27
Skogスタッフ
初めての土地探し!知っておきたい土地の基礎知識とは?
家作りを検討し始めたとき、同時に検討する必要がある「土地」のこと。
土地を持っていない場合は、土地探しもセットで考えていく必要がありますよね。
探し始める前は、「駅から徒歩〇分の場所」など土地に対する条件を挙げてみたり、どんな建物を建てようか?なんて話が出てくると思います。
ただ、どんな土地にも建物が建てられるというわけではありません。
さらに、土地によっては建てられる建物の種類も国によって決まっているのです!
今回は、土地を探す前に知っておきたい基礎知識をまとめてみました。
希望に見合う土地探しの前に、土地の基本について学んでみませんか?
1.建物を建設できる土地は、都市計画法によって定められている
土地は、都市計画法という法律に基づき、地域ごとに定められた都市計画によって、
建物を建てていい土地・建てられない土地が国によって決められています。
また、建築可能な土地であっても、用途地域というルールにより、
建築できる建物の種類や用途があらかじめ制限されていることがあります。
用途地域は、大きく分けて住居・商業・工業用の3つの用途区分で地域分けされます(全13種)。
そのため、土地を探す際に、「住宅街に囲まれた地域に建てたい!」と思った時は、
住居の用途に沿って区分けされたエリアから探すということになります。
2.土地によって、建築できる建物の高さに制限がある
用途地域に指定されている地域には、建物の用途制限の他にも建築高さに制限があります。
これは、高さによって採光や通風が妨げられないようにするためで、用途地域ごとに基準が設定されています。
高さの基準は各地域によって異なるため、土地を購入するときには必ずチェックしましょう!
3.土地と道路が接していなければ、建物が建てられない
建築基準法により、都市計画の区域内にある土地は、接道義務を満たしていなければ建物を建てることができません。
その土地によって道路とみなされる条件も異なります。接道条件は、土地選びの時に必ず確認するようにしましょう!
【接道義務については過去の記事で紹介しています♪】「土地と道路の関係から考える 土地探しのコツ!」
まとめ
- 建物を建設できる土地は、都市計画法によって定められている
→用途地域のルールによって、土地に対して建設可能な建物の種類や用途が決められている - 土地によって、建築できる建物の高さに制限がある
→用途地域に指定されている地域では、建築高さに制限がある - 土地と道路が接していなければ、建物が建てられない
用途地域や接道義務は、建物を建てる上で重要な項目です!
まずは自分が建てたい土地の用途や周辺状況を確認したり、建物の高さや広さがあっているかをチェックしてみてはいかがでしょうか?
以上、土地の基礎知識でした♪
Skogスタッフ